芝生とはもともと、家畜の飼育用の牧草として植えられていたものが始まりだといわれています。それをイギリス人が、公園やスポーツ施設などの公共の場所に使用するようになって広まっていったそうです。
牧草としての芝生は家畜の糞尿により施肥がなされ、家畜が葉を食べることで短く刈られるといった自然の管理がおこなわれているため、人間が手を加えなくても枯れることなく元気に育っていました。ところが、家畜のいない公園や庭の芝生は芝刈りや施肥などをおこなって人工的に牧草として育っていたときの状況を作り出してやらなければ生きていけないのです。
さらに、自然界では一部の場所に1種類の植物のみが群生しているという状態は、とっても異常なことらしく、自然界のバランスからいっても、とてもじゃないけど生息していけない状況なのです。これを私たちが生きているこの世界に置き換えてみるとよく理解できると思うのですが、世界中に生物が人間だけしか存在していないと考えてみてください。そこに植物や家畜など食物となる有機物が存在していないとやはり生きていけないですよね。
ですから、芝生が群生するその土地に芝生以外の植物があることによって、その落ち葉が堆肥となり、その植物をエサとする昆虫の死骸が土に帰り栄養となるという環境が本来は自然な姿なのです。
これらのことから考えても芝生というものは、それ単独で管理していくことを考えた場合には、とても手間のかかる植物ですよね。
まぁ、だからこそここまでハマってしまうわけですが・・・・。
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